2014年10月22日

≪ 鶏には時をふかせろ猫には鼠をとらせろ ≫


それ物は宜しき所あり、材は施す所あり。各々その宜しきに処(お)る、故に上すなわち為すなし。鶏をして夜を司(つかさど)らしめ、狸(り)をして鼠を執(とら)えしめ、みなその能を用うれば、上すなわち事なし。   [韓非子]

物にも、それにふさわしい位置というものがあるように、人材にも、その人に適した場所というものがある。いわゆる適材適所だが、これが本当に行なわれれば、上にいる者はやることがなくなってしまう。そのくらい、万事がうまくいく、というわけだ。

つまり、鶏に夜の時を告げさせ、猫に鼠を捕らせるように、それぞれがもつ才能を発揮させることができること、これが理想。

ところが、なかなかそうはいかない。その原因はいろいろあるが、いちばん多いのは、上にいる者が、つい自分の能力をひけらかしてみたくなり、そのために仕事をうまくいかせなくさせてしまうこと。そんなことをすれば、下の者は、反感を抱いたり、やる気をなくしたりする。あげくは、上の者が下の者にだまされる結果となる。

上の者が何かをやって、下の者がそれを見ている、という本来とは逆の現象になる。やはり、下の者が仕事をして、上の者がそれを見ている、という上下関係が必要なのである。
posted by 吉野山ユッキー at 09:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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