2014年10月13日

≪ アイディアを無限に生みだす法 ≫


色は五に過ぎざるも、五色の変は勝(あ)げて観るべからず。味は五に過ぎざるも、五味の変は勝げてなむべからず。

〈色の基本は、黄・赤・青・白・黒の五しかないが、これを組み合わせると無限に変わった色が出せる。また、味の基本は、苦・甘・酸・辛(ひりがらい)・鹹(しおからい)の五つしかないが、これを組み合わせると、無限に変わった味を出せる〉

原文は、これにもう一つ加えて、音の組み合わせによる変化をあげている。当時の基本的な音階は宮・商・角・微・羽といったらしい。この五音を組み合わせると、やはり無限に変わった音が出せるというのである。似た例を並べてたたみこんでいく中国古典独特の論法である。

この兵法は、チームワークについても当てはまる。一人ひとりの能力を、うまく組み合わせることができれば、別々では思いもつかぬ新しい力を生み出すことができる。よきリーダーは,組み合わせでいろいろな味を作りだすベテランの料理人と同じである。

またこの兵法は、アイディを生み出す法としても使える。思いつきや閃きだけに頼っているのでは限度がある。平凡なこと、基本的なことをあれこれ組み合わせてみると、まったく新しいものを生み出すことがあるのである。


posted by 吉野山ユッキー at 17:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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