2014年09月29日

≪ バランスに留意する ≫


善(よ)く生を養う者は羊を牧するが若(ごと)く然り。その後(おく)るるものを視(み)てこれを鞭(むちう)つ。   [老子・荘子] (達生篇)

「養生」 生を養うというのは、与えられた生命を全うすることである。わかりやすくいえば、長生きの秘訣と言ってもよい。それは、羊を飼うときの要領と同じなのだという。羊を飼うときは、つねに群れをまとめていくことに気をつかわなければならない。そのためには、どうすればよいか。

群れからはぐれそうな羊に鞭をくれれば、うまく群れをまとめていくことができる。健康を維持して生を全うするコツも、これと同じなのだという。ここで言わんとしているのは、全体の調和を考える、つねにバランスに留意するということにほかならない。

逆に言えば、片寄ってはいけない、ハメをはずしてはならない。ということ。たとえば、近頃騒がれている心と体のバランス。われわれ現代人は、潮流の激しい社会の中で、さまざまなストレスにさらされながら生活している。

そういうなかでは、どうしても心にひずみが生じ、そのひずみが体の面にも波及して体調までくずしてしまう。だから、体長を維持するためには、心の健康管理に留意してバランスを回復する必要がある。

荘子の言う「羊を牧するが若し」とは、そういうことであろう。


posted by 吉野山ユッキー at 18:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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