2014年09月26日

≪ 男女七歳にして席を同じうせず ≫


七年にして、男女席を同じうせず、食を共にせず。八年にして、門戸を出入し、及び席に即(つ)き飲食するに、必ず長者に後(おく)る。始めてこれに譲るを教う。  [大学・中庸]

「男女七歳にして席を同じうせず」という有名なことばの出典がこれである。ただし、「席」というのは、むしろ という意味であるから、同じ むしろ に坐らせないということ。また「食を共にせず」というのは、同じ器からから食べ物をとらせないということ。

儒教は、「夫婦別あり」ということをきびしく言う。それを子供のころから教えこむということであろう。さらに「八年にして」以下の部分は、家や部屋に出入りするとき、席につくとき、飲食するとき、目上の者に先を譲ることを教えるというのである。

つまりは「長幼序あり」のケジメであって、これもまた、きわめて基本的な礼である。「席を同じうせず」のほうはともかくとして、「譲るを教う」のほうは現代でも意味を失っていない。やはりこういう基本的な礼というのは子供のころからしっかりとしつけるべきなのかもしれない。

現代の私どもはそういう点について、あまりにも無頓着なように思われる。

posted by 吉野山ユッキー at 15:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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