2014年09月22日

≪ 富か地位かとなったら富だ ≫


富は上たり、貴は之に次ぐ。   [史記]

富を取るか地位を選ぶか。両方を同時に取れれば、これにこしたことはないが、実際は選択を迫られることがある。むしろ、人生の岐路においてしばしばある、といえるかもしれない。

これに対する答えを「冨が上、地位はその次」と明快にいった言葉だ。地位はまだ名誉と置き換えてもいい。簡潔だが、無難で、実際的な格言かもしれない。

まず、生活が基本だ。生活が築けないで、へたに地位など得ては、むしろ苦しみのもとになる。あるいは恥を多くかくもとといえるかもしれない。

カネ、カネ、カネとなれば、これはじつに重っくるしく、人生はカネだけではないと言いたい人もいるが、ここではそれほど凝りかたまるというのではなく、あくまでも、どちらかを選ばなければならず、そして自分でも迷って答えが出せないときのアドバイスにすぎない。

「黄直(こうちょく)は男性で、陳君夫(ちんくんふ)は女性であるが、この二人は馬のよしあしを見わけることで天下に名を知られた。斉(せい)の張仲(ちょうちゅう)と曲成侯(きょくせいこう)は剣術を学んで刺殺の名人になった。留長孺(りゅうちょうじゅ)は牛の鑑定で一家をなした」

かれらはまず生きる糧を得ることを選んで結果的に名もなした例としている。





posted by 吉野山ユッキー at 14:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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